シャンプーが抜け毛の原因になるって本当？成分の種類の違い！

シャンプーが抜け毛の原因になるって本当なの？

シャンプーが抜け毛の原因になってしまうってよく聞きますよね。

シャンプーって髪を洗うために毎日使っているので、本当に抜け毛の原因になってしまうのか疑問ですよね。

しかし、シャンプーに使われている成分によっては抜け毛の原因になってしまうこともあります。

そこで、シャンプーが抜け毛の原因になるって本当なのか

シャンプーが抜け毛の原因になる成分の種類の違いなどについて書いていきます。

シャンプーが抜け毛の原因になるって本当？

シャンプーが抜け毛の原因になるって本当なの？

髪の洗い方が悪いと抜け毛が増える原因になるっていうのはわかるけど

シャンプーが抜け毛の原因になるっていうのはわからないですよね。

シャンプーが抜け毛の原因になるっていうのは本当かどうかっていうと

本当で、シャンプーが抜け毛の原因になることがあります。

そこで、シャンプーが抜け毛の原因になってしまうのはなぜかっていうと

シャンプーに含まれている界面活性剤という成分によってです。

シャンプーには、必ず界面活性剤という成分が含まれています。

この界面活性剤の成分の種類が、頭皮や髪に合っていないと抜け毛の原因になってしまいます。

自分の頭皮や髪に合っていないシャンプーを使い続けてしまうことによって

・頭皮や髪に強い刺激を与えてしまっている
・頭皮や髪の皮脂を洗い流し過ぎてしまっている

などのことが起こってしまい抜け毛の原因になってしまいます。

界面活性剤とは

シャンプーが抜け毛の原因になるのは本当っていうことは、わかってもらえたと思います。

そこで、抜け毛の原因になってしまうシャンプーに含まれている界面活性剤とは何かっていうと

シャンプーっていうのは、ほとんどが水と界面活性剤という成分から作られています。

この界面活性剤っていうのは、皮脂などの油分を洗い流していってくれる役割がある成分です。

水だけでは、皮脂などの油分を綺麗に洗い流していくことができません

なので、界面活性剤という成分が含まれているのですが

この界面活性剤の成分にはいくつかの種類があり

その種類によって、汚れを落としていく洗浄力の強さが違ってきます。

もちろん洗浄力の強い界面活性剤の方が汚れを綺麗に洗い流していってくれますが

洗浄力が強い分、頭皮や髪に強い刺激を与えてしまいます。

これが、シャンプーが抜け毛の原因になる理由です。

シャンプーが抜け毛の原因になる成分の種類の違い

シャンプーが抜け毛の原因になるのは本当っていうことは、わかってもらえたと思います。

シャンプーが抜け毛の原因になってしまうのは、シャンプーに含まれている界面活性剤という成分によってです。

シャンプーが抜け毛の原因になる界面活性剤の成分にはいくつかの種類があります。

そこで、シャンプーに含まれている界面活性剤の成分には

・アルコール系界面活性剤
・石鹸系界面活性剤
・アミノ酸系界面活性剤

この3つの種類があります。

この３つの種類の界面活性剤の違いについて書いていきます。

アルコール系界面活性剤

シャンプーに含まれている界面活性剤の成分の種類の違いで、アルコール系界面活性剤っていうのは

多くの人が使っているシャンプーに含まれている界面活性剤で

ドラッグストアーなどでよく売られている市販のシャンプーに含まれています。

アルコール系界面活性剤の成分としては

・ラウレス硫酸ナトリウム
・ラウレス硫酸アンモニウム
・ラウリル硫酸ナトリウム

などが成分表示欄に記載されています。

アルコール系界面活性剤のメリット

アルコール系界面活性剤ーのメリットは

・洗浄力が強く、頭皮の皮脂や汚れを取り除いてくれる
・洗った後のスッキリ感が強い
・泡立ちが良い
・安く購入することができる

などです。

アルコール系界面活性剤のデメリット

アルコール系界面活性剤のデメリットとしては

・頭皮や髪に強い刺激を与えてしまう
・頭皮や髪の皮脂を取り過ぎてしまう

などです。

アルコール系界面活性剤は、頭皮に強い刺激を与えてしまうので

頭皮が弱い人は、頭皮の炎症トラブルなどが起こりやすいです。

そして、洗浄力が強すぎるので、頭皮や髪の皮脂を取り過ぎてしまい頭皮や髪の乾燥トラブルなどが起こりやすいです。

石鹸系界面活性剤

シャンプーに含まれている界面活性剤の成分の種類の違いで、石鹸系界面活性剤っていうのは

石鹸の原料で作られている界面活性剤です。

石鹸系界面活性剤の成分としては

・脂肪酸ナトリウム　
・脂肪酸カリウム

などが成分表示欄に記載してあります。

石鹸系界面活性剤のメリット

石鹸系界面活性剤ーのメリットとしては

・洗浄力が物凄く強い
・余計な成分があまり含まれていない
・安く購入することができる

などです。

石鹸系界面活性剤は、原料が顔や手などを洗う石鹸と同じような成分で作られています。

なので、洗浄力がアルコール系界面活性剤よりも強く、より頭皮や髪の皮脂や汚れを多く洗い流していってくれます。

そして、余分な成分があまり含まれていないので、アレルギーなどが起こりにくいです。

石鹸系界面活性剤のデメリット

石鹸系界面活性剤のデメリットとしては

・頭皮や髪の皮脂を落とし過ぎてしまう
・髪のキューティクルが剥がれやすい
・髪がゴワゴワしやすい

などです。

石鹸系界面活性剤は、3つの界面活性剤成分の中でも一番洗浄力が強いので

どうしても頭皮や髪の皮脂を多く落とし過ぎてしまいます。

そして、髪を保護しているキューティクルが剥がれやすくなってしまい

髪がゴワゴワしてしまったり傷めたりしてしまい髪のダメージを起こしやすくしてしまいます。

少し大げさですが、石鹸で髪や頭皮を洗っているのに近いです。

アミノ酸系界面活性剤

シャンプーに含まれている界面活性剤の成分の種類の違いで、アミノ酸系界面活性剤っていうのは

アミノ酸で作られているシャンプーです。

アミノ酸系界面活性剤の成分としては

・ココイルグルタミン酸(ラウロイルグルタミン酸)
・ココイルメチルタウリン(ラウロイルメチルタウリン)
・ココイルメチルアラニン(ラウロイルメチルアラニン)
・ココイルサルコシン(ラウロイルサルコシン)

などが成分表示欄に記載されています。

アミノ酸系界面活性剤のメリット

アミノ酸系界面活性剤のメリットとしては

・頭皮や髪に刺激が少ない
・頭皮や髪の皮脂を取り過ぎない
・頭皮や髪に馴染みやすい

などがあります。

アミノ酸っていうのは、タンパク質など頭皮や髪だけじゃなくて体にとってとても大切なものを作り出してくれています。

髪の毛でいえば、髪の成分であるケラチンも何種類ものアミノ酸がくっついて作られています。

そのアミノ酸を界面活性剤として使用しているので、頭皮や髪に物凄く優しくて刺激が少なく馴染みやすいです。

更に、アルコール系界面活性剤や石鹸系界面活性剤と比べて、頭皮や髪の皮脂を取り過ぎてしまうことがありません

汚れてしまった余分な皮脂だけを洗い流していってくれるっていう感じです。

アミノ酸系界面活性剤のデメリット

アミノ酸系界面活性剤のデメリットとしては

・市販されているシャンプーよりも少し金額が高い

っていうことです。

植物や海藻類など多くの天然素材からアミノ酸を抽出して作り出しているので

その分どうしても合成的に作られている他のシャンプーと比べると値段が少し高くなってしまいます。

簡単にシャンプーに含まれている界面活性剤の成分の種類の違いをまとめると

界面活性剤成分	アルコール系	石鹸系	アミノ酸系
頭皮や髪への刺激	強い	強い	優しい
皮脂を落とす洗浄力	強い	一番強い	弱い

こんな感じです。

どのシャンプーに含まれている界面活性剤の成分にも、それぞれメリットやデメリットがありますが

今、抜け毛が増えてきてしまっているって感じる時は、界面活性剤の成分が強すぎて頭皮や髪に合っていません

なので、できるだけ頭皮や髪に優しいアミノ酸系界面活性剤成分のシャンプーを使っていくのがおすすめです。

これが、シャンプーが抜け毛の原因になる成分の種類の違いです。

まとめ

シャンプーが抜け毛の原因になるって本当？成分の種類の違い！について書いていきました。

シャンプーが抜け毛の原因になるっていうのは本当で

シャンプーに含まれている界面活性剤の成分が頭皮や髪に合っていないからです。

シャンプーに含まれている界面活性剤の成分の種類には

・アルコール系界面活性剤
・石鹸系界面活性剤
・アミノ酸系界面活性剤

があり

それぞれの種類によって、洗浄力の強さや頭皮や髪への刺激の強さなどが違います。